草なぎ剛「全裸で逮捕」報道への違和感 (THE JOURNAL×Infoseek ニュース『内憂外患〜どうするニッポン』Commons:2009.4.24 from山口一臣) それは褒められた行為でなかったことは理解できます。 しかし、本当に身柄を拘束されて、 自宅を捜索されなければならないような「事件」だったのでしょうか。 最近ぼくは、自分の感覚がおかしくなったのではないか、 としばしば考えさせられることが多くなりました。 自分がヘンになっているのかもしれないと。 今回の草なぎ君の事件もそうです。みなさんは、どうですか? 最初、草なぎ君が公然わいせつで逮捕されたと聞いたときは、 たとえば路上で女性を目の前に性器を露出させたとか、 全裸で街中を走り回ったとか、そんなことをイメージしました。 しかし、実際にやったことは、 酔っぱらいによくある話のように思えます(違いますか?)。 適量を超える飲酒で泥酔して正体をなくし、深夜の公園で裸になった。 大声を出して近所の迷惑になった。 駆けつけた警察官に暴言を吐いたり、暴れたりした。 大声で近所迷惑だったのはわかりますが、 これで「公然わいせつ」になるのでしょうか? みなさんの周りにも、こんな話は、しょっ中じゃないにしても、 ないわけではないでしょう。 繰り返しますが、けっして褒められた話ではありませんよ。 でも、新聞やテレビを見ていると、まるで大犯罪を犯したような報道です。 黒木さんによると、 草なぎ君が泥酔状態で正常な判断ができない場合は、 警察官は警察官職務執行法(警職法)によって泥酔者を保護するのが通常だそうです。 公園など公共の場所で全裸になっていれば、 法的には「公然わいせつ罪」を構成することは可能だそうです。 しかし、警察官の職務の第一は市民の安全を守ることで、 この場合、ふつうの判断なら逮捕ではなく保護なんだそうです。 「それがなぜ」という疑問は残りますが、 黒木さんの説明にはぼくは違和感がありません。 そうだよな。酔っぱらいは保護されて、通称「トラ箱」に一晩とめおかれて、 翌朝、おまわりさんから「説諭」されて、釈放、ってのがふつうだよな。 黒木さんはまた、こうも言います。 刑法38条には「意志なき行為はこれを罰しない」と。 つまり、泥酔状態にある草なぎ君は、これに当たると。 そもそも本件は「騒音苦情」であって、実害がない。 わいせつによる被害者もいな。 逮捕権の乱用ではないか、と。 ここから先はぼくの推測ですが、 「騒音苦情」を受けて駆けつけた警察官は、 全裸で叫ぶ草なぎ君の異常な行動を見て、 「こいつ芸能人だし、クスリやってんじゃないか」 と思いこんだ、見込み捜査だったんじゃないかと。 だから尿検査までされ、陰性だったにもかかわらず、 引っ込みがつかなくなって家宅捜索までやってしまった。 黒木さんは、 「公然わいせつでのガサ入れなんて聞いたことない」 と言います。どう考えてもやりすぎです。 そうして、ぼくが暗澹たる気持ちになるのは、 こうした当然の疑問についてメディアがまったく触れないことです。 どこもかしこも「大犯罪者」扱いです。ヘリまで飛ばして。 確かに地デジ大使とか、レギュラー番組とか、被害総額は甚大でしょう。 でも、しかしです。 本当に、人一人の身柄を拘束するような事件だったのか。 ガサまで必要な事件なのか。 新聞報道によると、「公然わいせつの常習性を調べるために」 家宅捜索したんだそうです。 これに納得する人がいるんでしょうか? おかしくないか。 公然わいせつの常習性って何だ。 と、ぼくは素朴に思いますが、みなさんはどうですか? |
この騒動(私には犯罪とは思えない)で、どうしても首を傾げてしまう何かしらについて、言及しています。このコラムは至極最もだと思ってしまします。
酒好き故に酒に甘いといわれれば、そうなのかもしれません。実際、泥酔者の迷惑行為も多々見かけますし。しかし世間(メディアだけではない)の反応の異様さには、成功者への「足引っぱり」な匂いを感じてしまう。
嫉妬文化なんだろうな。裏返しにある肥大化した自己愛文化が気持ち悪い。

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