2009年7月9日木曜日

最後の最後まで親不孝



「暴力耐えられず」知的障害の長男殺害、夫婦逮捕
(読売新聞 2009年7月9日11時20分)

 知的障害者施設に通う長男を殺害したとして、埼玉県警熊谷署は9日、熊谷市御正新田、無職佐藤久仁夫(73)、妻和子(66)の両容疑者を殺人容疑で逮捕した。
 捜査関係者によると、佐藤容疑者らは「長男の暴力に耐えられず、首を絞めて殺した。長男は思い通りにならないといつも暴れていた」と供述している。
 発表によると、佐藤容疑者らは8日午後5時頃、自宅で無職の長男仁志さん(42)の首を絞めて殺害した疑い。午後5時半頃、佐藤容疑者から「息子を殺した」との電話を受けた同施設職員(35)が110番。駆けつけた署員が1階和室であおむけに倒れている仁志さんを見つけ、室内にいた佐藤容疑者らが殺害を認めた。
 遺体の首にひもで絞められたような跡があり、同署は司法解剖で死因を特定するとともに、詳しい動機を調べる。


 あってもおかしくはない。こういう家庭はどこにでも存在する。特殊とは言えない。殺すまではいかないものの、刃傷沙汰すれすれなんて、周囲にごろごろある話。
 この長男の暴れる原因、そきにまで至った数々あるだろう要因が不明なので言及できないが。おおよその想像はつく。親離れできない子供+子離れ出来ない親のがっぷり四つ状態。
 障害があるから、ないからは関係ない。親に「殺させる」子供は、最後まで親不孝な子供だと思う。

 手にかけた両親の気持ちを思うと痛々しい。しかしこれは、誰のせいでもない、己ら「家族」の因果応報なのである。

 強いて言うなら、そういう因果を断ち切る仕組みを、社会とくに福祉は含んでいるのではないかとも思うが…。

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