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小泉容疑者、周到計画と不可解な動機に「溝」…出頭1週間
(2008年11月29日03時06分 読売新聞
元次官宅襲撃
元厚生次官宅襲撃事件で、銃刀法違反容疑で逮捕された無職小泉毅容疑者(46)は警視庁の取り調べに、少年時代に飼い犬が保健所で処分された時のことばかり話しているという。小泉容疑者が「事務次官を殺した」と言って出頭してから29日で1週間。周到で入念な襲撃計画と、幼稚で不可解な動機との溝は埋まっていない。
◆動機
「チロが保健所に連れて行かれたと聞いて、走って追いかけた。でも、その時にはもう遅かった」
小泉容疑者は12歳だった34年前、山口県柳井市の実家で茶色の犬を飼っていた。捜査幹部によると、同容疑者は供述の中で、外出から帰宅して、父親が保健所に処分を依頼したことを知り、取り戻すため約1キロ離れた保健所に走っていったと説明。「チロの敵を討つために生きてきた」と繰り返しているという。
理解不能な動機に比べ、襲撃計画は緻密(ちみつ)だった。宅配便業者を装うため被害者宅に持ち運んだ段ボール箱には、送り主欄に「日本赤十字社」と書いた宅配伝票を張っていた。
◆孤独な生活
パソコンや洋服タンス、住宅地図にクリップ、ホチキス……。さいたま市南区の山口剛彦さん(66)夫妻が殺害されているのが見つかる6日前の今月12日、小泉容疑者は同市北区の自宅アパートの家財の大半を、リサイクル業者に引き取ってもらっていた。
パソコンの大半のデータは消去され、残っていたのは株のネット取引に関するファイルなど。小泉容疑者がネット取引を始めたのは、無職になった約2年前からだったが、利益はほとんど上がらなかった。約1000万円あった預貯金も底をつき、逮捕後、「自分は社会から孤立した存在だった」と供述したという。
◆自己顕示
「報道が間違っているんじゃないですかね」
捜査幹部によると、警視庁の取調室で、保健所の管轄は厚生労働省(旧厚生省)ではなく、地方自治体であると指摘した報道内容を聞いて小泉容疑者はこう反論したという。
「警察署ではなく、警視庁に出頭すればマスコミが大きく報道すると思った」という供述などから、「強烈な自己顕示欲を持っているようだ」と指摘する捜査幹部もいる。前例のない襲撃事件の背景に、社会の注目を集めたいという願望があった可能性が強まっている。
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動機は何回聞いて不可解。奇々怪々。
うろ覚えながら、映画「タクシードライバー」をなんとなく連想した。

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