「自由過ぎて」私服不人気…千葉県立小金高、制服再導入へ (2009年5月23日07時58分 読売新聞) 千葉県松戸市の県立小金高校(堀誠校長)が、志願者離れに歯止めをかけようと、これまで認めていた私服通学を廃止し、制服着用に切り替える。 2011年度の新入生から導入する。近年、特に女子生徒の間で「制服人気」が高まっていることを踏まえたもので、学校改革の一環として方針を打ち出した。 この方針は昨年末、周辺中学などに通知され、今春の入試では定員が今の280人になった05年度以降、最も多い計600人が受験。一定の手応えを得たという。 同校はもともと制服だったが、生徒らの希望などを受けて1993年度から服装を自由化し、これが大きな特色の一つになっていた。県教委によると、県立全日制で私服通学の高校は現在、同校のほかには東葛飾高(柏市)1校しかない。 ところが近年、小金高は受験倍率が低下傾向をたどり、04年度には学力検査入試で1・15倍と「定員割れを心配するレベル」(本城学教頭)まで低下。危機感を募らせ、05年度から教職員が毎年100校以上、県外も含めた周辺の中学校や学習塾を訪れて、どうすれば人気回復が図れるか、意見を求めた。 その中で、同校が着目したのは「今の中学生は私服より制服を好む。制服がない学校は敬遠される」との指摘だった。 学園紛争があった1960~70年代を中心に、「自由」を求める気風から、全国的に私服を認める高校が増えたが、近年は「制服回帰」が進んでいるとされる。中学・高校の事情に詳しい出版社「声の教育社」によると、「私立などで制服をモデルチェンジすると受験者が増える傾向があり、制服が学校選びに影響を与えている。首都圏では高校の90%以上が制服で、増加傾向にある」という。 学習塾「スクールマインズ初石校」(流山市)の田代徳昭校長は「女子を中心に、最近は制服で高校を選ぶ子も珍しくないし、制服を歓迎する親も多い」と話す。 小金高では、「制服再導入」の先例として、埼玉県立越ヶ谷高校を視察。人気低下に悩む伝統校という「同じ悩み」を抱えていたが、03年度に制服を導入してからは状況が好転し、今春の入試では、受験倍率が埼玉県東部で1位。「“自由過ぎる”としてあまり来てくれなかった地元の中学からも、生徒が来るようになった」(中山長年・越ヶ谷高教頭)という。 こうした状況を踏まえ、小金高では江川豊・前校長を中心に制服導入の方針を打ち出し、昨年10月、生徒や保護者に説明。生徒からは「私服だからこその小金高。個性がなくなる」という反対意見も多かったが、保護者側からは「経済的な理由で制服がいい」「制服化でエネルギーを勉強に向けてほしい」などと大方が理解を示したという。現在、教員、生徒双方が参加する制服検討委員会で、基本的なデザインなどを考案中だ。 同校では最近、制服への思い入れから“なんちゃって制服”と称し、制服のような服装で登下校する女子生徒も増えているという。検討委に参加する生徒会長の亀田奈央子さん(3年)は「自主の校風を残した上で、多くの人に好かれる学校にしていきたい」と話していた。 |
自分が通っていた高校は100年の歴史を持つ伝統ある公立高校で、3代同じ高校に通ったという人がいた!ぐらい。
特に学生運動の影響があるのか無いのかは、よくわからないが、当時は制服は標準服として位置づけ、革ジャンはダメなどのある程度の規則はあったが私服でもOKであった。毎年生徒会へ教員から服装の乱れをチェックする事も含めて、標準服制度の現状確認を求められていたらしい。標準服制度へ持っていった先輩方は頑張ったんだろうが、後に続く者共が喧々諤々としたようには思えなかった。 本当はそこが大事なのだろうが、良くも悪くも呑気な高校だったのでズルズルダラダラと時が過ぎていった感が否めない。
当時からほとんどの学生は、当時から制服を愛用してた。今と違い大して見場のいい制服がみんな買って着ていた。蛇足なれど、自分が受験した代は受験生数が定員割れしてた。
やっぱり通学時は制服で、というのが落ち着くのであろうか?学校のステータスシンボルにもなることだし。服装の規程が自由や個性を束縛している事実になると単純に決めるのも、時代錯誤なのであろう。そういう目的、用途で制服を使用する場合も当然あるが。制服の持つ社会的心理的機能よりも、着ている世代が認める、ある種の「素敵さ」「便利さ」の方が重要なポイント認識しているのではないだろうか。着る者本意。
制服を着ることすらこれまた自由。学生時代ならではの選択肢だと思う。その後の制服強制人生の方が長い、選択肢もあるわけで。
「なんちゃって制服」わざわざそこに狙いを定めるか!と思い微笑ましい。

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